架橋:大正2年 橋長:16.3m 橋幅:4m




(おまけ)橋口橋(レンガアーチ橋)
祝橋のすぐそばの旧国鉄の世知原線に架けられたレンガのアーチ橋です。現在は遊歩道として使われています。もっとも、基礎の部分には石が使われています。この橋が架けられたのは、大正10年頃と言われていますが、国鉄になる前の佐世保(軽便)鉄道の前身の松浦炭鉱のトロッコが走っていた頃と言うことになります。国鉄時代にはC11の蒸気機関車がこの線路を走っていました。それは、昭和20年になって松浦線は全通していますので、それ以前は弁慶号とか義経号と同じ軽便の小型蒸気機関車が引っ張っていたのですから、この橋はそんなに前に架けられたかどうか検証する必要がありそうです。
橋の下は近くの農家の資材置き場になっていました。この遊歩道は自転車でよく通っていますが、橋があるとは、ほとんど気付く事がありません。