13.奥の口橋(おくのくち)佐世保市世知原町太田(佐々川支流鍋田川)
架橋:大正15年 橋長:3.4m 橋幅:1.7mこの橋の特徴はなんといっても、左岸の壁石が洪水で流されてなくなっていることです。それでも、輪石はしっかり残っており、アーチの石橋の強さを物語っています。本来この橋は太田地区から世知原の町への道だったそうです。現在は県道が立派に出来ていますが、当時は主要な道だったと思われます。この橋のすぐ下には滝もありいつも山水が流れています。季節になれば、イワタバコの花が岩肌を彩っています。奥の口橋へ行くには、弦掛観音や西福寺を通ってしか行かれません。奇岩が多いところで観音さんのは古そうですが、お寺は明治以降のものらしいようです。お寺を通り過ぎていくと、世知原町が整備した弦掛公園になります。普段はほとんど人影がありません。花見の時も人混みがなくて良いという事を聞きます。奥の口橋はこの公園の目玉の一つで、中国語や韓国語の案内標識などもあります。
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