架橋:大正15年 橋長:4m 橋幅:3.4m
高観寺橋近くの分岐路の案内標識を登っていくと下の写真の標識があるので、竜の氏橋はすぐ分かります。
小岩橋(こいわばし)
これまで紹介してきた橋は全てアーチ式の石橋ですが、この橋は石を水平に渡した石桁橋と言うそうですが、そのなかでも、この橋は大きな一枚岩をでんと据えた橋で、この種のものを盤石(ばんじゃく)橋と言うそうです。この石の大きさは、長さ2.9m、巾1.35m、厚さ45cmというのですから、立派なものです。
昔からでしょうが、この橋は農作業専用の道でしょう。この大きな石をどうやって運んで来たのかこの川に架けたのかを知りたいものです。架橋は江戸末期から明治の初めごろと推測されています。橋の上にはデンボクといってイノシシ除けの電線が張られていました。今では、人間よりもイノシシがよく通る橋かもしれません。
この項最初の写真を見れば、小岩橋はすぐ分かりそうですが、普通の道を行ってもたどり着きません。あぜ道をかなり歩かなければなりません。私の場合も、3度目にやっとたどり着きました。佐世保市の教育委員会の人が来ていて二人でやっと探したものです。教育委員会が案内標識を建てるので写真を撮りに来ていたのです、あぜ道をどう案内するか楽しみです。
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