2011年9月19日月曜日

口石の橋(5)森の木橋、太田橋

森の木橋(モリノキバシ
  昭和2年に最初の森の木橋は口石の住民によって鉄筋コンクリートで架けられました。この事に付いては、昨年の5月31日の本ブログで詳しく述べていますので、重複は避けたいのですが、橋の建設費が683円で村役場から、その3分の2が出されています。しかし、開通式は盛大に行われて当時の口石の戸数は60戸ほどでしたが、酒を6斗5升飲んでいます。宴会費用は123円かかっています。
 現在の橋は車の通行のために架け替えが行われましたが、親柱もなく何の表示もありません。

 森の木橋の辺りには大きな石が沢山あります。口石金比羅さんの記念碑の自然石のものはここら一帯から運んだものだといわれています。
 平戸街道ウォーキングの一行もこの橋を通って半坂越えをして佐世保方面に行ったり、佐々へ来たりしています。


太田橋(オオタバシ)
 この橋が口石の木場川に架かる橋の最上流となります。木場の炭坑が操業中は、この橋のたもとには貯炭場があり、トロッコで四ツ井樋の海岸まで石炭を運んでいました。
 現在の橋は平成6年に架け替えが行われて、3月に竣工しています。
 終戦後間もなく出来た森の木橋や口石東町橋と比べると、平成になってから出来たものは橋も道路も立派になりました。

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