佐々町の日本一
2009年の春は、佐々町にとって実に輝かしい年でした。順番に書きますと
1.3月8日 名古屋国際女子マラソン優勝 藤永佳子 選手
2.4月2日 選抜高校野球優勝 清峰高校
3.4月13日 JUHAヘアモード全国大会総合部門優勝 佐藤浩司 さん
1.藤永佳子さんは口石生まれの口石育ちの元気なお嬢さん。小さい頃からよく見かけていましたが、笑うとえくぼが可愛い人です。中学生になり、長距離選手として頭角を現し、高校は名門の諫早高校に進み、毎年年末の全国高校女子駅伝大会に出場し、エース区間の1区で大会新記録を出して、長い間、記録保持者としてNHKの放送で紹介されていました。小柄な選手が多い中で、大型選手の出現と将来性豊かで、その後、筑波大学へ進学し、卒業後は実業団チームの資生堂で現役選手として活躍されていました。
そして今回の優勝で、世界選手権の代表選手にもなりました。
2.清峰高校野球部は前年秋の九州大会で優勝して、甲子園出場を勝ち取りました。九州大会の佐賀にも行ったけど、甲子園には毎試合応援に行きました。
この大会では、佐々中学校出身の嶋崎二塁手の活躍も目立ち、地元の人たちを大喜びさせました。直前までは控え選手だったので背番号も14です。急きょ出場しても守備は安心して見られる安定感があり、大事なところで打点を挙げる活躍もしました。ラッキーボーイと言われたりしましたが、実力も伴っていました。
口石のキャードバタ、以前、佐伯自転車店の後です。「COZY」という看板がありますから、見かけられた方も多いと思います。コージーと発音するそうです。
次に行ったときは、予約がいっぱいで出来ずに、翌日を予約しました。ほとんどの客は予約だそうです。通りがかりに見たときは、すいていると思っていたのが間違いでした。特に日本1になってからは、客は倍増したそうです。
佐々でも祝賀会をやろうとの話が持ち上がり、ミラクルあおばを貸し切って行われました。準備期間はあまりなかったのに、当日は、超満員の大盛況でした。本人は、世界選手権の合宿に入っているとのことで出席できず、父親の茂さんが代理挨拶をされました。当時、私は口石町内会の町内会長をしていましたので、急に指名されて、乾杯の音頭を取らされましたが、やはり挨拶などは下手なものです。
その後、ロンドンオリンピックを目指して頑張って選手生活を続けられましたが、補欠には名を連ねたものの、オリンピックの切符を手にすることはできませんでした。
現役選手を引退してからは、諫早高校の体育教師として後輩の指導者となられています。うちの孫娘二人も、藤永先生に教わっていると言っています。
何と言っても、エースの今村投手の活躍は目覚ましく、ここぞという時の三振のとり方は見事なものでした。数少ないチャンスを生かして勝ち進み決勝戦では1-0というきわどいスコアですが、安心して見られた試合でした。
その後今村投手は、ドラフト1位で広島カープに指名され、現在プロ野球の選手として活躍しているのは、皆様ご存じの通りです。この大会では、佐々中学校出身の嶋崎二塁手の活躍も目立ち、地元の人たちを大喜びさせました。直前までは控え選手だったので背番号も14です。急きょ出場しても守備は安心して見られる安定感があり、大事なところで打点を挙げる活躍もしました。ラッキーボーイと言われたりしましたが、実力も伴っていました。
何度も甲子園バスで出かけたので、今村投手の祖父母とも友達になりました。祖父の方は年齢が私より1歳上ということもあり話しもよく合います。嶋崎選手の父親は、佐々町役場の総務課勤務のとき、私は口石の町内会長として、口石集会所の建設をしましたが、その役場の担当者として親切に対応していただき感謝しています。もちろん野球の話しも時折していました。
その後、清峰高校の甲子園出場はありません。監督だった吉田先生が母校の山梨学院大学の付属高校の監督として転出されてからは、弱くなったようです。
あれから4年、鹿屋体育大学に進学した、嶋崎選手が指導教師として帰ってきて、新たな清峰高校野球部を作り上げてほしいものです。
3.床屋さんの全国大会で優勝された佐藤浩司さんのことをご存知の方は少ないかも知れません。
口石のキャードバタ、以前、佐伯自転車店の後です。「COZY」という看板がありますから、見かけられた方も多いと思います。コージーと発音するそうです。
口石の人でも、佐々の住人でもなく、店へは吉井町から通って来ているそうです。小学校は私の後輩。
この日は店休日だったそうですが、暇だからやりますよと、気さくに応じてくれ、写真にも収まってくれました。次に行ったときは、予約がいっぱいで出来ずに、翌日を予約しました。ほとんどの客は予約だそうです。通りがかりに見たときは、すいていると思っていたのが間違いでした。特に日本1になってからは、客は倍増したそうです。
いわゆるカリスマ理容師の部類に入るのでしょう。料金は高いけど、若い人に人気があり、普通の理髪店と違って女性客が半数以上だそうです。お祝いの看板は昔の同級生が造ってくれたそうです。今はありません。
口石金比羅さん物語は、少し古いことばかり書きましたが、最後に新しいもので、ぜひ書き残したいもので締めくくることにしました。