決議録
1.班長制設置の件
各班で選任し3月25日頃までに部落会長迄に御届の事
1.森の木道路延長の件
町道として町議会に請願する事
1.公園植樹(補植)
役員に一切を委任する事
1.転入者に関する件
転入者は家主より部落に申請し同時に加入金100円を部落会長へ支給する事 其の他転出入者、会長証明手続手数料金町内部落会長の申し合わせに依り金20円と定む
1.部落費増額の件
現行月当40円を10円増額し50円と定む
右全議案原案可決
昭和32年1月27日
部落会長 山本藤蔵
昭和32年1月27日役員改選
部落会長 大浦正雄
副会長 森田朝一
昭和32年3月
森の木道路延長請願の件
昭和32年3月13日町議会に請願書提出し、同年3月19日午後1時より現地調査を施行。町議産業経済委員長林久米太郎氏、谷口戸一、福田種三、浜田、前川トシさん、事務局より福田章氏等出張し、地元より山本、大浦正雄、山永朝一、山本吾一其の他土地関係者池田義彦、松永、寺田、末永秀夫等左の通り委員会へ御願した
1.土地代金其の他資材セメント、バラス、砂等を町当局へ御願し橋梁、人夫は部落負担とする
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下の写真の道路は森の木道路ではなく、「半坂道」と言われています。殿様道と言う人もいます。
森の木道路の延長工事は、この年は請願をしただけで1年後に完成しています。再来週に森の木道路延長工事完成について述べます。
写真の橋は「森の木橋」です。橋の少し先から右に見えている道が森の木道路です。その途中からの延長を町当局に請願したということです。
奥に見える堤防は大山口の堤です。平戸街道ウォーキングでは最も登り坂がきつくて難所と言われています。それほどの大きな山ではありませんが、その山の入り口ということで大山口と言う地名になったのでしょう。口石、佐々から佐世保方面に出掛ける場合には、明治から大正にかけての頃、現在の国道が整備されるまでは幹線道路だったようです。旧制中学や女学校にこの道を通り山越えをしていたとの話もききました。
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