2011年10月17日月曜日

口石の橋(9)平田橋、半坂橋

・平田橋(ひらたばし)
  順手川の最上流、平田溜池の水の落とし口の所に昭和61年に架けられました。当時定時制高校勤務をしていたので、早朝から大型トラック(トレーラーだったかも知れない)何台もやってきて工事を始めたので、物珍しくずっと見ていて工事関係者とも話をしたりしました。   




 写真からも分かりますが、川幅は狭いのですが、川を斜めに横断するために、かなり長いコンクリートの橋桁が6本、6台のトラックで運ばれてきました。その他に大型のクレーン車もきました。作業が始まって間もなく、橋桁を下ろそうとしたクレーン車がゆっくりと傾き始めそのまま横倒しになりました。たしかその日は、雨上がりで足場はあまり良い状態ではありませんでした。パイプを組み立てた大型のクレーン車が倒れたのですから、どうなるのだろうと思っていたら、かなり時間がたってから、小型のクレーン車がやってきて助け起こし作業は、その後順調に進みました。




 その時、久留米ナンバーのトラックの運転手たちは、かなり待たされたので、付近の順手川で「サワガニ」捕りを始めました。口石の者は誰も捕らないのでかなりの量を捕まえていました。これは大変旨いのだと運転手たちは話してくれました。




 その後、道路も整備され町道「淨香谷(ジョーゴダニ)線」は千本団地建設など利用が広がりました。





・半坂橋(はんざかばし)
  橋であるのは間違いないでしょうが、橋と言うよりは、溝蓋と言った方がよさそうですが、町の台帳には、半坂橋と記入されています。川の名前は記入されてなく不明です。この川の水は大山口の堤に注いでいます。最初に通ったころからすれば、かなり広くなっています。3度工事された経過が良く分かります。




 橋を利用する民家は最初の頃は、2戸だけでしたが、現在では6戸と1施設、この施設はグループホームです。車社会となり道路の幅も広くなりました。


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