2011年5月30日月曜日

口石の平戸街道(1)正福寺

 江戸時代、参勤交代や長崎勤番の時、平戸松浦藩の殿様が通っていた道が平戸街道です。現在の国道に相当するのではないでしょうか。田平から彼杵まで約62キロメートルの道のりですが、その間の3キロ弱、口石町内を通っています。
  国道204号線、口石と新町の境目、ヨコタ自動車整備工場の駐車場横に、平戸街道(正福寺入り口)の標識が立っています。ここからが口石町内会になります。  自動車整備工場の裏の道を進むと、ほどなく正福寺(しょうふくじ)、真宗、本願寺派のお寺です。創建は天正11年(1583)で元禄3年(1690)に口石に引っ越してきたというのですからかなり古いお寺です。元禄以後の人は見ていたのですね。このお寺のロータリー前で直角に曲がり、国道へ は100メートルほどです。

 国道端に昭和3年に建てられた山門があります。ここでも直角に曲がって口石公民館の方へ平戸街道は続いていきます。

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